ロクロは、一切使わず手造りで、細工物中心でに作陶されています。特に、宝瓶(ほうひん)が、自慢で、つまみの細工は、柘榴、桃、龍、獅子などがあり、思わず見とれてしまいます。また、近年、土そのものを種々研究し、白色や、ピンク色に焼成される方法を独自で完成されました。手造りのみに生きようとする作家は、現代では貴重な存在です。それだけに期待も大きい実力作家です。
備前焼現代作家集より
宝瓶はバランスよく桟切、こげ、ゴマ、があり表情豊かな趣きです。蓋と身をまたいでぼた餅もあり、備前焼の特徴が良くで出ています。氏の特徴であるつまみの細工こそありませんが、蓋の合い、茶漉し、備前焼らしいたたずまいは、使う時季を選ばない素晴らしい作品です。
φ9.3×h7.3
煎茶器は、窯の中で積み重ね、間に藁を挟んで焼かれます。内側は緋襷の景色になり、外側は積み重ねられた一番上で灰をかぶったもの、それ以外が、重ね焼きの表情になります。こちらの煎茶碗揃は、4つが一番上のもの、1つが重ね焼きのものです。
1点見込みに切れがありますが、貫通しておらず、通常通りお使いいただけます。
約φ5×h4
湯冷しは、煎茶をのむうえで必須といえます。熱すぎるお湯は、お茶の渋みを強調させてしまいます。一旦お湯をさまし、60〜70℃のお湯でゆっくり淹れてお楽しみください。
φ9.7×h4.5
木箱後日発送。
必要ない場合お知らせください。価格より¥5000引かせていただきます。
バラ売りも可能です。
宝瓶(木箱)
¥83,000-(税別)
煎茶碗揃(5客)
¥20,000-(税別)
湯冷し
¥30,000-(税別)
宝瓶以外紙箱です。
お気軽にお問い合わせください。